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ホテルでのんびりする!

 これが今回の旅テーマでした。
そのため、まずはホテル選びを最優先に旅先を探しはじめました。すると、当然のことながら、飛行機代金を抑えてその分をホテル代金に当てられる、アジアのリゾート地が頭に浮かんできます。ところが、旅行の予定は10月、この頃のアジアは雨期なのです。その後、ネットサーフィンを繰り返し、ギリギリ雨期に突入する前の「サムイ島」にたどり着きました。

 この島には、想像以上にたくさんのリゾートホテルがあります。その中からチョイスしたのは、「ザ・トンサイベイ」。
ここは、リゾート地の中でも最高峰ホテルとして絶賛され、サムイ島の中では老舗ホテルに位置付けられています。お部屋のランクもたくさんあって、ここなら自分の好みに合った「のんびり」出来るタイプを見つけられそうな印象を受けたのです。早速、ヴィラを中心にお部屋を検索。しかし、プライスを調べてみるとなかなかの高額……。今回の旅のお供をしてくれる友人に相談してみましたが、止む無くヴィラは諦めることになりました。

 サムイ島に行くためには、バンコクでの乗り継ぎが必要です。深夜便で東京を出発し、早朝に到着したスワンナプーム空港。眠い目を擦りながら、ボーッと人の流れに着いて行くと、突如目の前に現れたサイン、「Exit」。目を見開いて際確認するも、ボーっとしたまま頭の中に 「?」 マークが浮かぶだけ。慌てて近くにいた空港スタッフに航空券を見せると、「あっちよ!」と… と全く違う方向を指差すではありませんか…。
「おいー! さっきも航空券を確認したじゃないかー!」と心の中で叫びながら、足早に移動しました。

 この旅でも、そんなおっちょこちょいをしながら、無事にホテル到着。まだ9amでしたが、アーリーチェックインをリクエストしていたので、お風呂に入ってのんびりしようかと思っていましたが、「出来ません」ときっぱり言われてしまいました >< しかし、「その代わりに、広めのお部屋を用意したから、2pmにまたフロントに来てね。それまでプール使っていていいから」 とフロントの小柄なお姉さん^^

 そんなことで、早速、プールへ。ところが、タイの日差しをナメていた私たち。あっという間に日焼けをして、ヒリヒリとなった身体はもう二度とプールの水を受け入れませんでした。
 フロントへ戻ると、バギーに乗るように言われました。広大な敷地のため、バギーが移動手段に使われているのです。しかしここでまた「あれれ?」と疑問が浮上します。バギーの向かう先は、ホテル棟とは真逆方向なのです。
 そして、な、なんと私たちのバギーはヴィラの前で停車。するとすかさず友人が、「わたし、もってるんで!」。
うん、確かに彼女はもっている。運を。妙に納得。 「広い部屋」どころではなく、予算的に諦めた、夢の、ヴィ、ヴィラに、ホテルのご好意でグレードアップしてもらっていたのです。お陰さまで、たっぷりと癒された最高の旅になりました。

 お料理にも大満足、そして何と言ってもマンゴーが最高に美味!朝食時には、好きなフルーツを選ぶとその場でフレッシュジュースも作ってくれるんです。

 本当に幸せいっぱいの旅でした。
アジアリゾート最高〜!
 「こんな旅もいいなぁ〜」としみじみしながらも、「次はどこの国へ行こうか」と早くも帰り飛行機の中で想像を巡らせていました(笑)。

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